ADHDの子向けTV番組
みてハッスル きいてハッスル
月曜日 午前9:45~10:00
http://www.nhk.or.jp/hassuru/
http://www.nhk.or.jp/school/bangumi/mite-kiite/1-ban.html
たとえば米国では、ADHD(注意欠陥多動性症候群)の子どもは一般的な知的障害の子どもと区別して「病気」とみなし、子どもに例えば「社会的に受け入れられる振る舞い・行動のしかたをやってみせる→子どもにさせる→ほめる」ことを『訓練』して「対処・改善」を試みる場が数多く整備されていて、通常の学校からはその子どもは分けて運営しているとききます。
この番組はそういう症状に向かい合う子どもと、その子どもと歩む先生・親が活用する番組ということのようです。
予告編をTVで見ましたが、商店主さんに突然近づいて『おじさんのあだ名はなに?』等とヘンなことを聞く子役が出てきたりしていました。「客体的に様子をみせて、場面について考えるきっかけを与える」という従来の道徳番組の要素に加えて、『訓練』としてもう一歩踏み込み「こうやってみよう」と、指図的です。そして、ほめています。ADHDを「病気」と認識する風土が醸成されてきたからこそ、従来の道徳教育とは違ったコンテンツが作れているようです。期待できます。
Comments
NHKにこんな記事が載っていました。
楽しく遊びながら、コミュニケーションの練習!
~新番組『みてハッスル きいてハッスル』番組制作者インタビュー~
http://www.nhk.or.jp/school/tokusyu/01_bn040414.html
Posted by: mike | 2004.07.14 05:38