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2005.12.09

たび日記 2005/12/8 昼

機内で、仕事のための「英語一夜漬け(苦笑)」。
そこで使った、辞書がすごい。

The Penguin Dictionary of Physics, Third Edition, Longman
ISBN 0-14-051459-7

今回は事象をできるだけきちんと細かめに伝えた方が「客受け」がよさそうなので、なおのこと英語できちんと話す必要がありそうなのだが、この本、辞書というより簡易な解説書の域に達していて、非常によい。
ふだん日本語であれば何とか伝えられる物理の現象も、やはり英語で伝えようとするとそれなりのスキルが必要。
そんなとき、この本はかなり有効だ。解説書として、1文1文が相当「洗練」されている。無駄がない。
また、いろんな現象を「科学の諸現象として適切に」伝えるためには語彙の選び方が重要だが、そのアドバイスもしてくれる本だ。
こんなくだりがある。

When a superconductor, in a weak magnetic field, is cooled below its transition temperature, the magnetic flux inside the substance is expelled except for a thin surface layer. This is the Meissner effect.
A bar magnet dropped onto such a conductor will be repelled and will hover above it, exhibiting levitation. The Meissner effect implied that a superconductor exhibits perfect diamagnetism.
(The Penguin Dictionary of Physics, Third Edition, p.429 "Superconductivity")

知っている人は知っている、超伝導体のマイスナー効果に関する解説なのだが、電磁気学的な「反発」を意味する repulsion(名詞), repel(動詞) に対して、力学的には hover (空を舞う) という単語がふさわしいということなのだろう。
実は私、「力学的に」反発を意味する単語を、この事象の英語解説において使えていなかったことになる。
「電磁気学的」な repel でごまかすか、jump 等の単語を「ジャストミート」ではないがあてがうか、どちらかをやっていたことになるわけだ。

まあ、これはただの勉強不足の言い訳に過ぎないのだけれども、こういうときの語彙の選び方が、相手になにかのイメージを持たせるときに大きく影響するのは確かだろうから、気をつけなくてはならない。

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Comments

藤谷さん
おつかれさまです。1FIPしぶやです。
ペンギン辞書(?)シリーズ、面白そうですね!
#言葉の選び方ひとつでも、相手によって違うなぁ、
 と日々実感します。

シチュエーション別コミニュケーション辞典が欲しいなぁ
と思う今日この頃です。

奮闘されている様子をblog経由でみせていただいて、
私も気合いが入りました~!!

Posted by: しぶや | 2005.12.10 at 15:53

どもです。

他のresource personsは、全員プレゼンが終わりました。
みんな、のどかに楽しそうです。

鬱な顔してるのは、わたしだけです…

Posted by: mike | 2005.12.12 at 01:50

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