WBS STOCK 2007/06/27
(1)
産業用バーチャルリアリティ展
PC低廉化もあり、利用が広がりつつある。
視野全体を包み込むヘルメット風ディスプレイで、CADデータに即した実寸データを、データグローブ・人の動きに合わせて連動表示するシステムが登場。CAD編集をやれば、その場で作れるバーチャルリアリティが実現。
試作品作成を目的とした3Dプリンターも進む。紙を積み重ねてカタチを作るものなど。
産業応用が進みつつあり、特に設計・デザインでは本物そっくりの体験を提供するシステムが広がる。
触覚ディスプレイは、指先につけた装置に振動を与えることで力が掛ったように感じてしまう「触覚の錯覚」を起こさせる技術(産総研・中村則雄氏)が展示。
(2)
家庭向けロボットに向けた学習機能
行動をみながらことばを覚えるなど、どんどん賢くなるロボット(情報通信研究機構・岩橋直人氏)。
真っ白の状態から、
「何?」といわれたらモノの名前を答える
モノの名前を覚える
動作を表す動詞と動きを覚える
↓
これらを組み合わせた質問をするとロボットが言葉で答えたり動きで示したりする
という、言語機能だけでいうと2~3歳の子ども並のロボットが世界で初めて実現された。
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