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2007.12.06

そうなんだよ、120分持たないんだよぉ…(大泣)>PISA 2006

引用:日本経済新聞2007/12/5朝刊14版42面「論理性問う独特の出題」
(中略) 試験時間が二時間と長いのも特徴だ。日本では十五歳までに二時間のテストを受ける機会は少なく、最後まで集中力を持続できなかった子供もいたという。

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同じテーマで(時間的に)連続して思考する訓練、が「45分/50分ぶった切り」のせいで、できない。
最近でこそ柔軟な時間割を組める小学校が出始めたりしてきているが、中高は到底無理。準備片付けだけで大きく時間を食う実技教科や「総合的な学習の時間」で2時間連続の時間割を組もうとしただけで、他教科の「不便だ」等の猛反対を食らってしまう有様。

…ところで、ETSはTOEIC Bridge という「TOEIC(120min.)の短縮版(60min.)」を設けている。確かに内容は易しい(1回受けたので…)。TOEICとは違うものだという説明もアリだろう。だが、「日本は受験者の裾野が広いからBridgeができた」等というよりは、TOEICの「試験前アンケート」の集計レポート(PDF)で『世界中の「試験前アンケート」を回答したTOEIC受験者の65.0%』(p.7)、総数でも世界の受験者450万人中150万人以上を占める日本人の、この「持続しない」気質が生み出した試験なのではないかと、私は見当つけている(もちろんそんなこと、公式にはどこにも書いてないが)。きちっと数字で議論したい"テスト屋"にしてみれば、テストの実施時間が縮むことは、GTECみたいなIRT(項目反応理論)型テストでもやらない限り『統計的に妥当な点が出せなくなる』という意味で決定的打撃。だが作問に応じるというのは、「御常得意様」のお望みであればETSも応える、わけだ。ともすれば「(くくっ…)」って笑われながら(悔しいのう…)。

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