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2008.07.29

エミリー・ウングワレー展 2008/07/28

最終日駆け込み
このアーティスト、アボリジニーであることとともに知られている。

抽象画を見に来たはずだが、彼女には確実に対象物の実体がある。このことから、意味を探ろうとしてしまうのに気づいた。でも、解説されないとわからない。

作品づくりのスタートはバティック(ろうけつ染め物)。強烈に大きな反物をどんどん染め抜く中で感受性が花開いたのか。
その後カンバスを渡され、どんどん描いていった。
画家本人が美術界とほぼ触れずにすごしていったから、独特で特徴があるとされる。たとえば、サイン・揮毫が一つも無い。そんな習慣、彼女には関係ない。
独特の世界観を持ち、皆が彼女の絵をほしがるのに寄り添って、その世界観を伝えたいと一心に駆け抜けたのだと思える。

アボリジニー居住地域の祭祀用具等の展示もあり、世界観の理解を助けているのが、民族学的にもアプローチされる高い情報発信力を感じさせた。
日本が伝統工芸や独特の価値観を持つアートを伝えようとするとき、どれだけこのような工夫を込めることができているか。

外にでたときの赤坂へリポートの米軍飛行機がきわめて不粋。最低。

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