« July 2008 | Main | September 2008 »

2008.08.31

たび日記 2008/08/29

いやあ、そりゃどう飛ぶかを検討したらそうなるんだろうけど、しかし、エミレーツで飛んでいく国(航路)が、帰りもすごい。

DXB-KIX
アラブ首長国連邦=(アラビア海)=イラン=パキスタン=[カシミール]=中国内モンゴル=中国=(黄海)=韓国=(日本海)=日本

いわゆる「印パ国境」紛争地域のど真ん中を通して行くんだから、すごい。
カシミールはインド・パキスタンが領有を主張する地域。このうち、パキスタン実効支配側の西カシミールを、西隣のアフガニスタンをかすめるようにしながら進んでいった。内モンゴルのウルムチで「右折」して、こんどはモンゴルの南をかすめながら中国を進んでいった。北京・天津の北側を通って黄海に出る。大連をかすめ、各国の真ん中になるように海を進み、インチョンの南にまで来たところで東に向きを変え韓国を横切り、日本海に出ていった。日本海で「右折」して、鳥取あたりから南に進み、徳島・和歌山と来て、南から関空へアプローチ。

帰国後はプリウスで荷物運び。あまりにも減らないガソリンに、いつもながら驚かされる。


で、ついに、酒を一滴も飲まずに旅を終えた。
さすがイスラームの本場、中東訪問。


今日の歩数:18500歩(28日との合計)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

たび日記 2008/08/28

出発ギリギリまで予定を入れた。そうしたらホテルに忘れ物をして、
自分が移動する送迎の車を、タクシーで追いかけてもらうようなハメに。

「会っておけ」というサジェスチョンに従って、教育省の方と会う。
カリキュラム・国定教科書の担当ディレクターという方に会った。
英国で英語教育学でドクターを取った方。

この「会う」というのが、これまた大事なのだという。本当に、私は「会う」ことがメインの訪問だった。
「プロジェクトでお世話になっておりますが、今回、わたくしめが来させていただきましたので、ご挨拶に参りました。」という感じだ。
同行下さった日本人スタッフも、
「わたくしも、今回の滞在中、今日までご挨拶に来ることができず、申し訳なく…」。
という英語であいさつ。
これを、教育省の部課長クラスの人が、応じるのだ。

日本人だと、本当に忙しい人は「挨拶なんていいよ」と思うだろう。これがアラブの人はまた違っているように感じた。
会うことは、こちらと相手の関係を確認しあう意義がある。それを、しっかりとやる。やはりこれも、相手の立場、メンツを「つくる」ことをしに行っているのではないか。大切さを認め合うことで、関係を良好にするのだ。


AMM-DXBのあと、空港バスでデュバイの街に出た。市街中心部、市場(スーク)を歩いたり、市内バスや渡し船に乗って移動したり、古いデュバイの街の事情や自然環境を紹介する博物館を訪れた。
デュバイは大きなショッピングモールが数多くあり、そこを歩いていれば涼しくて良いのかもしれないが、地元密着な雰囲気のところだけを歩き回った。のども渇いた。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

たび日記 2008/08/27

続いて今日は、学校教員に対して行われている、教員研修の様子を見学。

訪れた2カ所はいずれもアンマン市内からは外れた地方都市。しかし極端に学校・研修センターの設備が貧弱というわけでもない。

1カ所目の地域は、小学校の理科室を間借りして、週2回(月曜・水曜)で実施する4ヶ月間研修の通算4日目。訪れた瞬間は、聴講して考えたことをマップにかきまとめるという、まさにワークショップ型研修の真っ最中。
2カ所目の地域は、地域の教員研修センター兼子ども学習センターの施設の広めの教室。こちらも4ヶ月間研修の通算4日目。そして、おじゃました瞬間の内容は、「コンセプトマップはどのように活用していくとよいだろうか」というテーマで、聴講して考えたことをもとにしたディスカッション。おいおい…日本の先生でもこういう内容の研修、どれだけやれてんだよ。あとは「意見を言う」が生活習慣なんだ。子どもにやってる授業の一方的さとはえらく違う(ぉぃ)。


プロジェクト日本人スタッフに伺うところによると、何かグループでかきまとめさせたりする、このワークショップ型研修のような研修スタイルそのものが、現地の先生方にはあまり馴染みがないはずだとのこと。そしてそれは子どもも同じなのだという。
それは、研修内容なども活かしながら子ども相手に授業をしてもわかるのだそうだ。昨日訪れた中等教育学校では、子どもに発表をさせる場面も取り入れていたのだが、子どもたち自身が「授業中に前に出て発表する」という振る舞い自体に
慣れていなかった。10年生(16歳)ですら、立たせると先生に向かって体と顔を向けて話し、先生がそれを「みんなの方を向いて話しましょう」と指摘する指導場面もしばしばだという。

一方、大人数でのディスカッションは、学校運営の会議などでもしばしば有るとのこと。この日は講師が、コンセプトマップについての説明で少しおぼつかない様子も見せていた。通訳役を買って出て同行してくれた女性の先生が、1次レベルの研修を受けて2次レベルの研修を実施担当してくれた方でもあったため、その場で「補足説明」をするという場面も。ちょうどこの先生にも、通訳としてだけではなく、現地の現場の先生に向かって活躍することができる、「役割」が与えられた。ちょうど良かったのでは。

で、この「役割」という点で印象深いできごとがあった。
2カ所目の後に「ごあいさつ」にいった。この地域の教育委員会でのこと。
担当のディレクターが、お会いした当初、怒っていたのだ。

何に怒っているのか。ここにアラブの「ノリ」を感じ取った。

援助・被援助の関係の間柄のとき、援助を受ける側が「怒る」というと、いくつか理由がある。
「なぜ、もっと援助の資金や機会が来ないのか」
「なぜ、いろいろ願いごとや依頼が多いのか」

まあそういう点でも怒っていたようなのだが、印象深い「怒りの理由」が、
「なぜ、私に役割が与えられていないのか」。


役割。言い換えると「肩書き」とも言えるか。
今回は、3次レベル研修の試行。
日本人講師陣から現地精鋭への1次レベル、
そこから現地選抜教員間の2次レベル、
さらにそこから下の現場への3次レベルという、教員研修の「末端」にあたる取り組みである。この取り組みを、地域をいくつか選んで進めていこうという場面。
最終的には悉皆研修へとつなげてゆくのであろうが、このODAはその最終段階までは面倒は見ない。国家・教育省が研修を「独り立ち」して回す直前で、現場への研修をいくつかの市郡で「試行」しているというわけだ。

そういうわけで、この怒っているディレクターの地域も、選抜された地域ということになる。すると彼は、『教員研修プロジェクトを試行する特別な地域の教育委員会のディレクター』という立ち位置になる。
ここで、彼には「役割」が要るのだという。「○○教員研修プロジェクト・3次レベル研修実施担当ディレクター」といった感じの肩書きが与えられて、それから様々な依頼が寄せられ、それをさばくというプロセスを経ることが彼の理想型、といったところか。
これが、アラブのフツーのオッサンの「感覚」というか、「ノリ」。

アジアは総じて「メンツ」を重視する傾向があるといわれる。これはおそらく、その「メンツ」に近いがちょっと異なる、そんな感覚がする。

「メンツ」は「立てる」「つぶす」といった動詞と組み合わせることがある。
なんだか今回のさまを「メンツ」で始まる言葉にすると、メンツを「つくる」、といったところか。

イスラームには大事な行いの一つに、弱い立場の仲間たちに寄付を惜しまない、という「喜捨」という考え方がある。しかしこれは、弱い立場のものが相手の話である。そこで弱い立場と見られる人たちは、臆せず『○○をくれ』と、なかば要求をすることが間々ある。
しかし今回のディレクターは、弱くない。こういう「フツーのオッサン」は、なにかを手に入れたいとき、以前もここにかいたが、「○○がほしい」と直接には決していわない。私の理解ではあるが、普通はこんなとき、
 「仕事がほしい」
という。

おそらく、私は喜捨の対象である弱い立場の人ではないという、そんな感覚のなかにある「メンツ」なのではないかと思う。
そこで、本人のなかにメンツを「つくる」のである。そしてそれを認めさせようとする。その点で単なる「○○くれ」という要求ではない。「役割を与えよ」というのである。
こう私は解釈している。

夕方に、なんと2005年・セネガルで出会って以来の方と歓談。
そして夜は和食にしてみた。巻き寿司が"本物"のテイスト。大満足。


今日の歩数:8000歩

| | Comments (0) | TrackBack (0)

たび日記 2008/08/26

学校訪問。

アンマン市内の公立女子中等学校(5年〜10年生)を訪れた。
ちなみにイスラームが大多数のヨルダンは、未だに学校は男女別学が大部分。小学校では男女共学も出始めているとのこと。

このプロジェクトの(聴いて理解した範囲の)概要をかくことにすると、日本のODAで、現地教員に、(a)ICT機器活用技能の習得と、(b)教育方法技術のカイゼンを目的とした教員研修を推進している。
国内で選抜された理科教員に(英語で)一次レベルの研修を実施し、その教員が自ら教材(アラビア語教材)の開発にも関わって、今度は二次・三次レベルの教員研修を実施、その後国内各地に広げてゆくというデザインの国家プロジェクト。
今回おとずれた学校では、この二次レベルの研修(2008年2月〜5月)を受講した教員(女性・14年目)が研修で身に付けた授業デザインを取り入れた物理の授業と、まだこの研修を受講していない教員(女性・7年目)の従来的な設計の授業の2つを、同じ学校の同じ理科室・同じ学年(10年生)・同じ単元の同じ学習内容の場面で拝見するというものであった。

プロジェクトの日本人スタッフが皆さん、
「こんなに変わるんだ!」
と、まさに自画自賛。それは良かったじゃないですか!と申し上げたところ、
「ここまで違いが出るなんて…」
と、率直に、驚きを隠せないという感じを持たれた様子。
「これまでにも、もっと沢山こういう機会をアレンジしてもらい、授業を見ていけばよかった」
と、日本の学校現場の授業研究スタイルが頭に浮かぶ私にしてみれば『それが当たり前なのでは?』と思わずにはいられないが、まあそういう感嘆の声を、率直におっしゃっているのをお聞きした。


私は、授業展開のカイゼンを提案・推進している今回のプロジェクトが『学習者中心のデザイン(Learner-centered design)』を標榜しているので、そのときに陥りやすい問題を中心に、コメントした。成果が感じ取れなくて、子どもが迷ってしまうこととか。


学校訪問までしたのに、やはり車での移動が多いせいか、そんなに歩いていない。

今日の歩数:5600歩

| | Comments (0) | TrackBack (0)

たび日記 2008/08/25

この日だけは1人で観光に徹した。ユネスコ世界遺産・ペトラ遺跡。

前の晩に飛び込みで予約した朝早くに出発のツアーバスに乗り込み、直線距離で南へ200km強・3時間半。ペトラ遺跡は、古くは紀元前、同地域の固い岩盤の崖に寺院や生活空間などが彫り込まれて人々が生活し、その後ローマ帝国の影響も受けて石造りの大型劇場や街区ができるなどして変遷していった「街」。自然の地形が活かされ、ちょうどその遺跡に向かうまでが自然の回廊のようになっていることから、遺跡があること自体が、その地域に住む人だけが知る場所のようになっていたという。数時間の滞在だったので、遺跡の主要な部分と博物館を巡った。

しかし、暑かった。正直いって、暑さが過酷だった。現地で取り込んだ水分は、おそらく3リットル程度。持っていった1.5リットルのペットボトルも、終わる頃には「ぬるま湯」だった。


今日の歩数:20000歩

| | Comments (0) | TrackBack (1)

十和田湖県境確定

結構、大事なプロセス。『廃藩置県以来の懸案』とあるわけで。

(陸奥新報社) http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/08/3329.html
(河北新報社) http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080830t71040.htm

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2008.08.28

WBS STOCK 2008/08/28

(1)「燃費優先で探索します…」カーナビ
時間・距離でなく「燃費優先」の最適ルートを出すカーナビ(ホンダ)。横浜=東京・国立間で使うと、首都高都心経由(時間優先)と一般道経由(燃費優先)で、大きな燃費の差が出た。ホンダ「レジェンド」にまずオプション設定予定。
配送用トラックに、タコメータのような運行管理システムで「エコドライブ管理システム」を導入する会社も(ファミリーマート)。

(2)農業をカイゼンしよう
新しい水耕技術に、農業専業ファンドが投資(アグリ・ヴァンテアン、JAICシードキャピタル)、農協とスーパーとの協働(セブンファーム富里)などによる農業生産法人の立ち上げ(豊通食料:豊田通商子会社)、農業人材の育成(パソナ)など、農業を変えていこうという動きが進んでいる。人手の問題もあり、技術の導入、会社のしくみの導入など、あの手この手での生産性向上が急務。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.27

キャスターとコメンテーターが番組の翻訳を訂正…

この日、23時6分頃。
「(ウォルマートのような)ディスカウント店を利用するわけとは?」を尋ねられたWASPっぽい男性の英語。

(ディスカウント店を利用するわけといえば、)
"Well, the price is competitive … uh, low price. They have a large selection. Stores need. Service is good. (snip) I come here because … I know they've got competitive prices. And I don't like to overpay to something."

これに対して番組が付けた抄訳が、

「価格は ほかと比べても安い
 品ぞろえも良くサービスも行き届いている(中略)
 価格が安いから たまに買いすぎることもある」

これにキャスターとコメンテーターが『修正』。

「あの、先ほどアメリカのお客さまの中で、あの『価格が安いから たまに買いすぎてしまうこともある』という訳で出ていましたけれども、ちょっと違ったみたいですね。」
「まあニュアンスは、あの、『自分は高すぎる値段を払って絶対に買い物はしたくないんだ』というニュアンスだと思いますけれども」

このキャスター、局から訂正が出たときはいつも必ず局の人に言わせているから、たぶん自分たち二人で気がついて、述べていると思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

WBS STOCK 2008/08/27

(1)「民主党大会のお宿は、我が家をどうぞ」
ネット上に「自宅の余った部屋」「あいているセカンドハウス」を貸す申し出をして、ホテルが見つからない米国・民主党大会参加者を泊めて「お小遣い」を稼ぐ…。なんてすごいネット利用!

(2)ウイルスを空気清浄機で除去できる技術
鳥インフルエンザのウイルスの大部分を高濃度のイオン(プラズマクラスターイオン)によって抑制(物理的に破壊・除去)することを検証したと発表(シャープ)。現在・将来の空気清浄機やエアコンにこの機能を積む。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.26

WBS STOCK 2008/08/26

(1)飲み水浄水器据え付けの自販機
プールサイド等の自販機に、スーツケースサイズの浄水器を設置すると、避難場所になったときなどに大きな社会貢献が可能になる(日本ベーシック)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.25

WBS STOCK 2008/08/25

(1)外国人が日本の消費も支える
金券ショップで大量の商品券を買って行く外国人(大黒屋)。日本刀体験(HIS)、京都での結婚式(ワタベウェディング)、百貨店催物会場で開く超高級時計の販売会(三越)に外国人観光客が来る。
2007年の来訪外国人が800万人を超えた(国際観光振興機構調べ)なか、外国人が日本の消費(内需型産業)を支えるという考えは、あながち間違っていない。

(2)コンビニおにぎりの「まんなか」に具を入れる技術のすごさ
具を入れたおにぎりを、中央へ絞り込むような形でにぎる、おにぎり製造機。ご飯の量もぴったりにすることで、生産上の無駄をなくすという品質管理のよさ(不二精機)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

たび日記 2008/08/24

ヨルダン滞在の、実質初日。

アラブの基本事項として、「週末」が、違う。
日本人が「週末」というと、土曜日・日曜日がそう。しかし「金曜日は休息日」のムスリムにとって、週末が土曜日・日曜日だと困る。そこでヨルダンの場合は金曜日・土曜日が「週末」となる。
しかし宗教上の休息日は金曜日だけなので、土曜日が「仕事の入る人は入る日」となる。遠くからの人を集めての行事などは土曜日に開かれる。

ホテルの朝食は快適。その後、今回お世話になる「アリア王妃記念教育省教育工学センター」の施設に向かう。日本のJICA・ODA(+米国のUSAid)が援助活動を行っている。JICAプロジェクトのための事務所にて、以後も昼間は過ごさせていただくことに。
そして、センターの代表とも会った。研究のことを質問されて、7月のウイーンでの学会発表内容のことを話したりする。

その後、「アンマン・チルドレンミュージアム」というところに行った。Webサイトはまだ無いみたい。こちらこちらを参照いただきたい。
昨年できたそうなのだが、その作り込み方がすばらしかった。身近な科学、国の成り立ちや歴史、コミュニケーションメディア、演劇・パフォーマンスの場などが配され、いわゆる「子ども博物館」の枠組みをきちんと抑えた、秀逸なつくりの設備だった。歩けるくらいの子から十歳程度までをターゲットとして想定している、展示で扱っている事柄をすべて、ヨルダンの国定カリキュラムや国定教科書に対応付けしてあって館の活用の参考にしていただこうとしている、等のお話に、感心。

が、現地の education manager いわく、スタッフの意識の涵養に苦労しているとのこと。教育活動担当のディレクターと話したときに私が切り出して盛り上がったのが、子どもたちとスタッフのコミュニケーションのことだった。
かるく館内をツアーして下さったところで、
「何か、ご質問は?」
と言われたので、私が
『今日は年度初め(※新年度2週目)でお客さんが少ないからあまり見られなかったけど、スタッフが子どもたちにどう関わるかがキモだよね』
と言ったところ、相当ツボに入ったか、
「そう! そこなんですよ。実は…」
と、軽い悩み相談受付の場になってしまった。

若いスタッフを配置して、1日に最大700人くらいを相手にできる規模だという。先々週までの夏休みは、大変多くの方がお見えだったのであるが、どうしても「展示のおもり」や、ハンズオンを動かす手伝いをするくらいの域を脱せず、子どもとどう関わっていくかがデザインできていないというのである。ゆさぶりながら、考えながらのアクティビティができないという、「お悩み」を伺った。

中東を初めとしたイスラームの国々は、暗唱の反復を基本としたコーラン学校の「ノリ」で"超"暗記重視の学習活動を各教科でも展開する学校がいまだに多く、日本のODAでは、そんな教育方法・技術のカイゼンにも資している。大きな器ができたなかで、このミュージアムにはどんな活動ができるのか、試されているのだろう。

開館から1年経ったところを契機に、来月9月の絶食をする宗教行事「ラマダーン」の期間に思い切って閉館し、スタッフは出勤して研修のための期間に充てるのだという。ここで、接遇やコミュニケーションについて、改めて考えさせたいというのだ。
それはなかなか良い取り組みですね、というと、
「そこで、どうしたらよいのかが悩みで…」

他には移動ミュージアムのことも話したりしたかったようだが、お互いが時間切れ。
でもまあ、お相手下さった方は大変よく勉強しておられて、「はなしが分かる」人という印象。頑張ってほしいよなあ…と思った。
お会いした方は、よく勉強されている方であった。『お知恵をいただきたく』といわれてもどれほどできるか…だが、このような方々との交流は、大切にしてさしあげたいし、大切にしたい。

が、同行下さった日本人の方が、
「ハンズオン部品が足りなかったり、動かなかったりするところがありましたよね、あれの修理や部品補充が、おそらく出来ないでいるんじゃないかと…」と、厳しい指摘。
そこで、そのような施設設備の開発・メンテナンスを行うような企業・産業の育成も同時に図ることが必要なこと、日本では博物館・ミュージアムの施設設備を担う企業の中には上場企業もあること、日本は数の上ではミュージアム大国で、例えば水族館の館数は米国に続いて世界2位であること、などをご紹介した。


で、戻ってから話し合ったときに、入場料金の話になる。
==========
入館料 1人1日
一般     3ディナール
私立学校団体 2ディナール
公立学校団体 1ディナール
==========
現在1ディナール=165円ほど、1ディナール=1ユーロ見当なのだが、この1ディナールですら、高いというのだ。

公立学校教員の月給が1000ディナール台だという。月給の千分の一ということであれば、日本の公立学校教員で賞与を月給に分割すると月40万円程度の計算になるので、400円ということになる。あ、じゃあ、まあまあ良い値付けな
んじゃないの?と思ったら、さに有らず。公立学校に割り当てられた予算が、貧弱だというのだ。この1人1ディナールを払うのが相当過酷だというわけだ。
年間に子どもたちに割いている予算から、紙や太字のマーカーを買う費用すら、おそらく苦労しているはずだという。ミュージアムを訪れるためには、費用は入館料だけでは済まない。団体の移動の交通費なども発生する。そもそも校外学習行事はあまりしないそうで、そうそう来られる場所ではないことを知る。

あと、物価の感覚の違いというのもあるという。現地の安い食事などで生活をしている人たちにしてみると、ちょうど「1ディナール=1000円」みたいな感覚がしっくりくるというのだ。
最近は世界的な資源高の影響や、それに耐えられなくなった政府の補助金政策の変化もあって「1ディナール=数百円」程度の感覚になってきているかも、ということだが、そうすると、
  「一般・1人1日3ディナール=感覚的に2000円かそれ以上」
や交通費を、さらに夫婦に子どもがもともと多いという前提のムスリムに払わせるのは、実に大変なことだというわけである。

言われてみれば、たとえばキッザニア東京も、この国のムスリムのように子どもが多い(4~5人平均、年齢が続く「年子」も多い)ことを前提にすると、あり得ない入場料の高さである。金銭感覚的にはそのくらいのことを求めていることになるわけで、それは、きつかろうと、うならされる。


夕方はショッピングモールに買い出しにもいったのだが、「あれ?」と思うほど、少ない歩数。

今日の歩数:8800歩

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.24

たび日記 2008/08/23

初中東である。飛行機の航路、横切っていった国々を地図で見て、改めて「そうか、そう行くとは。なるほど」と思った。

KIX-DXB
日本=(東シナ海)=中国=ミャンマー(ビルマ)=インド=バングラデシュ=インド=パキスタン=(アラビア海)=オマーン=アラブ首長国連邦
DXB-AMM
アラブ首長国連邦=(アラビア海)=サウジアラビア=ヨルダン
【単純なミスで順番を間違えており、訂正しました。】


単調なツンドラをひたすら横切るヨーロッパ航路とは異なり、アジア各国をどんどん通るところが印象深かった。夜だけど。

DXBの、かの有名な「パームツリー」型と「世界地図」型の埋め立て地は、夜が明けたDXB-AMMでじっくりと眺めることができた。しかしまあ、なんでこんなものを作ったの。

ところで、DXB-AMM の便で、Jordanの女性のオリンピック選手の帰途に出くわした。質問したら、男性のコーチが応えてくれた。
「おっ、選手章提げてんじゃん。何に出場したの?」
『陸上。800m。』
「結果はどうだった?」
『(にこっ、とほほえんで無回答)』
…と、こんな感じだったので、調べてみた。公式記録がWebでかなり細かく見られるようになったのに感心もしたが、その結果は、本人はシーズンベストだけど1次予選最下位。で、こんな人

到着後、こちらで話を聞くと、特に女性にはそもそも「体育」の授業が無いようなものなのだという。そんななかの女性陸上選手って、そもそもどうやって発掘して、指導していったのだろうと不思議になるくらいとのこと。
道ばたを歩く女性たちの体格を見て、そうか、なるほど、と妙に納得させられる。


今日の歩数:7600歩

| | Comments (0) | TrackBack (0)

たび日記 2008/08/22

神戸から岡山に出向いてどうしても聞きたかった学会年会講演を拝聴してから、こんどは岡山=新神戸…神戸空港〜関西空港で移動。飛行機風に。

22AUG のぞみ94 OKJ1724 UKB1802
22AUG 高速艇 UKB1930 KIX1959

しかし、中国地方から関西空港に移動するというのは、相当過酷であることがわかった。
まず、空路で入ることはできない。
また関空は市街地からぽつんと離れたところにあるから、瀬戸内海を利用した航路を作りたくても「空港の客以外使わない航路」では採算も危うかろう。そんなわけで、関西空港には立派な船着き場もあるのに、船は神戸空港〜関西空港しかない。高速艇で瀬戸内〜空港が移動できたらどんなに便利だろうと思うが。

で、今回は神戸空港〜関西空港の高速艇を利用した。
もちろんそんな経路をとらなくても、例えば次のような経路がある。

22AUG のぞみ94 OKJ1724 OSA1815 ( or 22AUG のぞみ42 OKJ1749 OSA1835 )
22AUG はるか51 OSA1846 KIX1936

この行程はかなり「遠回り」である。実際に乗車している時間がなんだか長く、どうも時間がもったいない気がしたのだ。
今回の方法で行けば、神戸三宮で40分ほどフリータイムができた。駅すぱあとに今回使った新幹線(のぞみ94)で両経路を行ったとして実乗車時間を計算させてみたところ、乗り物に乗っている時間が短くなった。
ということで実際にも、ちょっとだけだが、物資調達の買い物ができた。

さらに、実は値段もちょっとだけ安い。そこが、今回試してみた訳の一つでもある。
以下は、今回使ったのぞみ94(岡山17:24発)の場合の駅すぱあと検索結果。

----------
岡山=新神戸=三宮=神戸空港〜関西空港(実乗車95分・所要2時間45分・180km)
7540円(のぞみ指定席)
6630円(のぞみエクスプレス予約or自由席)
※山陽新幹線・神戸市営地下鉄・ポートライナー・高速艇

岡山=新大阪=関西空港(実乗車117分・所要2時間29分・241km)
8350円(のぞみ+はるか指定席・乗継割引利用)
7820円(のぞみエクスプレス予約+はるか自由席)
7080円(のぞみ+はるか自由席・乗継割引利用)
※山陽新幹線・関空特急はるか
----------

ただし三宮=神戸空港〜関西空港は、三宮駅で売っている「ポートライナー+高速艇」のセットきっぷを買う必要がある。
のぞみは自由席が3両と狭いので、新幹線自由席を使おうとするとかなり酷である。今回も実際に「自由席が大変混み合いまして恐れ入ります…」と、放送で言っていた。

- - - - -

ということで、エミレーツ初搭乗。それはいいとして、チェックインカウンターで「クレジットカードラウンジは21時閉場」と教えてもらえず、出国してから途方に暮れる始末。なんだかなぁ。


今日の歩数:16000歩

| | Comments (0) | TrackBack (0)

たび日記 2008/08/21

最悪。最初の飛行機(HND-UKB)が止まった。
たしかに雷雨がすごかったので、東京モノレールに乗る前に運行状況を確認するところまではやった。が、そのモノレール乗車中に運休が決定。
頭にきて結局は払い戻しして新幹線に替えたのだが、いま思うと、やはり代替便(HND-KIX)に乗って高速艇(KIX-UKB)で向かった方がよかったのかも、しれない。

今日の歩数:20000歩

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.22

WBS STOCK 2008/08/22

(1)新型インフルエンザワクチン工場の設計設置を急ぐ
ワクチン工場ができることで初めて、生産に取りかかれる。設計契約が結ばれた(IHI)。

(2)グッドデザイン賞発表
今年のグッドデザインエキスポは「審査の仕方(近未来のデマンドサイドに立つ)」「展示の仕方」に工夫。商品分野ごとではなく、生活シーンに分かれた展示になった。
傾斜を使って独りでに動く「受動歩行ロボット」(名古屋工業大学)などの技術も、いまやデザインの対象。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.21

WBS STOCK 2008/08/21

(1)世界規模での資源高・原材料高をふまえた動き、プラント会社は?
世界の資源国は、新産業を模索している。日本も力を広げるチャンスなのだが、プラント業のトップには、日本企業の動きは遅いとみえる(日揮・重久吉弘会長)。

(2)油で揚げても大丈夫!ICタグ
ガラス繊維をつかうことで、高温・低温にも、衝撃にも強いICタグが実現(KRDコーポレーション)。

(3)海外でも「シェアリング」
米国のカーシェアリングも増えてきた(米国・ジップカー)。欧州の大都市(パリ・ウィーン等)で見られる、地下鉄駅での自転車シェアリングが、ワシントンDCでも始まった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.20

WBS STOCK 2008/08/20

(1) 家電リサイクルが変化
リサイクル料金が、下がる。家電製品が工夫されてきただけでなく、リサイクル作業の効率が高まったことも影響。これから薄型テレビもリサイクルが導入されるが、中古品の海外輸出なども多く、どちらが「資源」として意味があるか、家電の循環システムの視点から問う向きもある。

(2) 所有しない「シェアリング」
カーシェアリングのステーションが増えた(オリックス・カーシェアリング)。また、ルームシェアや、リゾート物件の利用権購入(東急電鉄)、そしてネットで何でもシェアリングするしくみ(シェアモ)など、広がりが見られる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.19

WBS STOCK 2008/08/19

(1) 外国人が国内消費を救う?
訪日外国人が、2008年には年間900万人、消費額では年間約5兆円に迫る。外国人を取り込むため、接遇での英語学習などが考えられるが、賃貸物件を外国人向けにする傾向も見られる。

(2) ほう・れん・そう はおかしい!?
何もないのに「報告」は、弊害ではないか。あるいは形式に満足する「師弟関係」ともいえる(ソフトブレーン・宋文洲氏)。即断即決ができない組織構造も、疑問とされる。商談で一方から数人から十人も参加するというのは、明らかに「そこに決裁者が居ない」ことの表われだという。
ところで、失敗を恐れる文化は、人事異動がとても多い日本的人事制度の表われといえるが、江戸時代にも似たようなシステムがあった(江戸東京博物館)。

(3) 未来の技術者を発掘!
現役技術者が講師となり、果物電池や工作を通じて科学に親しむイベントなどが盛ん(ソニー・エクスプローラサイエンス、メイテック、学習研究社)。
しかし、「説明するとおりやると出来るよ」は、技術者の発掘なのだろうか(この段、blog筆者コメント)。
子ども文化の受け皿がないことがむしろ問題であり、一種の「環境問題」ともいえよう(米村傳二郎氏)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「なかのひと」の次は「うごくひと」だって。

さて、携帯電話を使ったアクセスはどうなるかな。

携帯アクセス解析

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.18

WBS STOCK 2008/08/18

(1) 外国人が見たおかしな“ニッポン式”
日本の商習慣、たとえば関東(←ここ重要)の“お通し”、賃貸住宅における関東の“礼金”・関西の“保証金減耗”。これらはヘンだという議論。例えば賃貸物件探しについて、欧米では代理人制度というのがあり、専門家の目線で賃貸物件を探してくれる。日本でもこの業を展開する会社ができている。この方法だと、物件を斡旋する代理人は大家からお金をもらっていない、真に「店子(たなこ)側」の立場といえる。

(2) 限定に揺れる心理
朝から並んで限定品を買う(小ざさの羊羹)など、“限定”に弱い人は多い。ほかには、店舗数を抑えて運営する(コールドストーンクリーマリー)、“初版CD・DVD限定版”(ユニバーサルミュージック)などが見られる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

21AUG-29AUG: HND-UKB…KIX-DXB-AMM-DXB-KIX-HND

岡山で学会出席した後、初中東。

21AUG Y JL159  HND2015 UKB2130
22AUG B EK317  KIX2315 DXB0445+1
23AUG B EK901  DXB0725 AMM0920
28AUG B EK902  AMM1115 DXB1510
29AUG B EK316  DXB0235 KIX1720
29AUG B EK6252 KIX1910 HND2020

なんとこの直前タイミングに、劇的な運の良さでチケットが出てきた。
検索してみると、現時点で特に4本目がノーマル運賃も含めて、FCYとも完全に空きゼロ。6本目(EK/JL)はEKの座席がゼロ。

ところで、UAは、EKのかなり安い予約クラスでも100%でマイルを貯めてくれることが判明。ありがたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.15

WBS STOCK 2008/08/15

(1) 映像・録画機器の景気好調、他には…
AV機器の需要、テレビ視聴の増加を受け、夏休みに大幅に売れ行きを伸ばしている企業がある(ビックカメラ・NECエレクトロニクス・キリンビール)。
一方、物価高で「買い控え」られていた製品が、需要側の「我慢切れ」で急に発注され始め、結果として「お盆返上で生産」することになった町工場もある。しかし値切りが重く、もうけにつながりにくい。

(2) 「サブプライムローン問題」が言われはじめて1年
サブプライムローン問題、が報道され始めてから1年。米国では支払不能で家が売れない。投資目的で買った上海の高級マンションが値崩れするなどしている。先行き不透明感でお金が借りられないことにより、不動産の会社自体も倒産が出始めた(アーバンコーポレイション)。
サブプライムローン問題は「不動産」「金融」「保険」が一つの複合的な存在になって動くようになったために起き始めた問題で、これを制御するのは世界中が初めての経験である(早稲田大学大学院・川口有一郎教授)。米国も日本の「バブル崩壊」と同じことが起きるのかも知れない。

(3) 心理学で考える・『松』『竹』『梅』
一方、「松」「竹」「梅」を商品に設定すると、店舗では「竹」がよく売れる一方、ネット販売だと「梅」が強くなる。相手の目が気にならないからである。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.14

カーシェアリングのステーションができた!

車を持っていないので、かなり昔、2004年~05年の冬からだったと思うけど、カーシェアリングの会員になっている。
なんと今月、自宅から500m・徒歩10分のところに、そのカーシェアリングのステーションができた。徒歩圏内に軽自動車(ワゴンRアイ)が2台配備された。これはこれから、いろいろ使えそうだ。

会費は、月会費1050円+利用15分につき260円+利用1kmにつき19円。さらにレンタカーが常時15%引き特典というのがあって、これが密かに嬉しかったりする。

シェアだから、予約がかち合うと乗れない。しかし今まで「予約取れず」の経験はほとんど無し。営業のビジネスマンといった「都心の法人」の人たちとは違う利用スタイルだからだろうか。
…となれば、徒歩10分の駐車場に自分が使える車があって、その車に減価償却+駐車場+諸税+保険+ガソリン+…を払わなくてもよいというのは、非常に合理的。だから、ずっと会員を続けている。
会員になった当初は電気自動車も使えた。すでに車種としても生産を終了しているし、古くなったからか、はたまた車両価格が高いからか、いまはいったん無くなった。もしかしたらアイのEVが帰ってくるかな。

さぁ、これで自由度が高くなりそうだ。素朴に、嬉しい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.13

WBS STOCK 2008/08/13

(1) 心理学で考える・安いと感じさせる価格
「99円」「○98円」は、安く感じる気がする。実際に多くのお客さんに来てもらえれば、いくつかの商品が安くても、合計の売り上げは増えてゆく。
情報の提示の仕方のくふうで受け手の心理的な『枠組み』をゆさぶり、受け手の印象を変えるという「フレーミング効果」は、心理学ではよく知られている。
しかし、価格比較サイトの登場により、このような「微妙な値付け」の効果をきかなくしている面も出てきている。
他方、高級感や「似た価格帯の別の商品と比較させたい」という気持ちからさかのぼって価格を決め、「安いと『安っぽい』と思われかねない」という懸念に応えようとする場合もある(セガトイズ)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

「え?ベルリン市街のアノ壁って、ドイツ人が作ったんだぁ。ふぅん…。」(ドイツ人高校生談)

…なんて、もうまったく笑えない意識調査結果を紹介する記事。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3923335.html

<引用はじめ>

ベルリンの大学が16歳から17歳の生徒、5000人余りに意識調査行ったところ、いつ壁ができたのか、という問いにほぼ半数が答えられず、誰が壁を作ったのか、に至っては、旧東ドイツと言えなかった生徒が3分の2以上を占めました。
(中略)
この他、半数以上が、旧東ドイツは独裁国家ではなかった、と答えるなど、誤った歴史認識を持っていました。来年は、ベルリンの壁が崩壊して20年。様々な啓発イベントを計画しているドイツでは、東西分断の歴史を知らない若者の多さに、大きな波紋が広がっています。
<引用おわり>

日本でも現代史を扱うことの苦悩があるが、苦悩というか、ある種の不作為(?)という面もある。「扱いにくい」と感じる人がいること自体は、然るべきではあろう。(それを全肯定はしないけど。)
とにかく「扱いにくい話題」というわけだ。
一方ベルリンのこの件は、今は同じ国の国民である人たちが、ある者は壁の西側、ある者は壁の東側に過ごしていて体験したこと。だからこそだろう、「余計扱いにくい話題」、かもしれない。

だが、もうそろそろその世代が新米教員になり得る時期が来た。「本当に何も分からない世代」の「再生産」に入っては、いけない。かの戦争後には、あれだけの猛省を、態度で示せた国なのだから。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.11

WBS STOCK 2008/08/11

(1) 心理学で考える・こころを揺さぶるお店づくりには
量少なめ・カウンター席を増やしたお店(カプリチョーザ)、慣れていて歩きやすいと感じやすく、感性を司る右脳を刺激する「左回り」配置が多い食品スーパー、逆に高価な商品をじっくり検討させるためにスムースに歩きにくい「右回り」配置にするジュエリー店(ISHIDA青山表参道店)、フロア・時間帯ごとにBGMを変える百貨店(丸井有楽町店)、カウンターだけで期待を高めるライブ感満点のラーメン店など、お店づくりの工夫は心理学で説明できることが多い。
これらは「情報の伝え方」の多様化ともいえる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.08

WBS STOCK 2008/08/08

(1) 人工降雨技術
北京オリンピック開会式で「晴れ」を作るために、中国得意の人工降雨技術が準備された。
雨の種になる物質をロケットで雲間に打ち込む、塩を雲の上から飛行機でまく(気象庁気象研究所)、液化炭酸ガスで雲を消す(防衛大学、米国ウェザー・モディフィケーション社)などの人工降雨技術は、世界的な水不足で注目されている。確立すれば水不足解消、逆に集中豪雨の緩和に役立ちそう。
が、国家間の「水蒸気の取り合い」の面もありうるとの指摘と同時に、経済的・技術的に恵まれた国にだけ雨が降らせられる、といった新しい経済格差の懸念も(富士通総研)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

戦災の資料館を訪問

神戸の戦時中や戦災のようすを綴った本の原画展を見るために、東京大空襲・戦災資料センターを訪問。

95年阪神大震災では「空襲と同じだ」といった話しを時折聴いた。残された写真は、確かにそうだ。
当時、市立第一高女(現・神戸市立六甲アイランド高等学校)の女学生だった作者のかたは、仏画師として活躍された。物不足だったであろうに、当時から絵をかいておられ、それを大切に残されていた。当時のさまを思い出されての絵にその絵を加え、戦災を伝える本を記された。

素朴な優しいタッチで、それでいて戦時中の生活ぶりや、空襲を逃げまどう人たちを描かれる。伝わるものが、重い。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.07

WBS STOCK 2008/08/07

(1) 月例経済報告で「公式に」景気後退を宣言
「景気はこのところ弱含んでいる」という表記により、「景気後退」が宣言。「回復」という表現が消えた(内閣府)。
生産・消費・雇用とも苦しい状況(トヨタ自動車、日本自動車部品工業会、ローソン、愛知労働局)。
「財政再建を訴え続けてきたIMF(国際通貨基金)でさえ『全世界が財政を出すべきだ』と訴えるほど、特別な状況」との指摘も(野村総研:リチャード・クー氏)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.06

WBS STOCK 2008/08/06

(1) 公式に「景気後退入り」
景気拡大・景気後退、は政府の発表で線引きができる。内閣府が「月例経済報告」という文書の「基調判断」でこれを宣言。戦後最長期間といわれた景気拡大が、止まった。文書はデータがそろってから作られるので、「昨年末から景気後退だったといえるようだ」と、かなり遡って言うことになる。

(2) 原材料高のなかであえて値下げ
円高の駆使・仕入れの工夫、リソースの再生などで値下げをすすめる企業もある(ニトリ、ツカサウイークリーマンション)。物価は上がるが景気後退する、「スタグフレーション」が進みつつある(野村証券金融経済研究所)。

(3) 車社会アメリカでバイク人気
ガソリン高で、さすがのアメリカでも外出が手控えられ始めた。そしてスクーターも売れ始めている。テレビの売り上げが伸び、造語「ステイケーション」(stay + vacation) というのもできた。一時的なことではなく、「消費動向の変化」「ライフスタイルの変化」とみる向きも。

(4) 家庭菜園で自給自足!?
自宅や区民農園等での野菜栽培がはやりだした。ホームセンターの見立てでは、物価高だけではなく、安全・安心志向も影響しているとの分析(サカタのタネ、電通総研)。

(5) 日産も電気自動車(EV)へ
2010年電気自動車生産へ向けて始動。実験車両を公開した。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.05

WBS STOCK 2008/08/05

(1) 豪雨に備える予報ビジネス
雨水管作業者5名が亡くなる事故が起きた。実際、激しい大雨が多くなっている。その予報をするビジネスも見られる(アース・ウェザー)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.04

WBS STOCK 2008/08/04

(1) 外国人介護士受け入れで、どう変わるか
外国人によって社会がどう変わるかというより、日本人が受け入れでどう変われるかの方が大きいと言える。日本・インドネシアのEPA(経済協力協定)でこのたび来たインドネシア人研修生(介護福祉士国家試験を受ける予定者)の受け入れはコスト増(研修費が受け入れ側負担)もあって難しい。
介護福祉士が取れないと4年で帰国させられる。ヘルパー2級を取った日本人の妻である(=在留資格がある)フィリピン人は、充分な仕事がこなせている。現場はこれをどうみるか。
そもそも日本人が外国人を「安い労働力」とみていては、妥当な給料が得られずに日本嫌いを増やすだけであるという指摘も。

(2) 燃料最適を知らせるアクセルを新型車に搭載
来年度以降の新型車に「最適なアクセル加減」をアクセルの動きで知らせる機構を組み込む(日産自動車)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.03

ゲットだぜぇ!

JR東日本のポケモンスタンプラリー
午後に2回、移動するのに山手線・中央線各停に乗ったが、
今日は本当に、スタンプ帳(パンフレット)を持った親子連れが多かった。

何年か前から行われていると思うが、「そこらじゅうピカチュウのかぶり物」みたいなのは初めて。
レジャーの「安・近・短」化プラス「石油避け」の結果といえるのかな。

今年は95駅だそうで、熊谷にミュウツー、土浦にピチュー、羽田空港第2ビルにミュウと、有名どころ集めはなかなか困難。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.08.01

平家の落人伝説≒…

なんか、

「『池波正太郎がこよなく愛した』食事」
と、
「『平家の落人伝説が残されている』地域」

の『 』に込められた「情報量」が大差ないような気がしてきた…(笑)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« July 2008 | Main | September 2008 »