(1)二酸化炭素を制すれば、資源高にも勝てる
資源高も相まって、政府は太陽光発電など、成長戦略プランの立て直しを急いでいる(経済産業省)。
では実際にそれを達成するには、日本の場合は「技術力」が勝負。たとえば物流の技術は世界も注目している(国際物流総合展:日産自動車・太陽工業・東洋製作所/三井造船)。
(2)【ScienceEdge】素粒子が映す世界
素粒子、そのうち中性子が、非破壊検査技術に使えそうだという研究が進んでいる。
また、加速器でつくったニュートリノをつくばからカミオカンデにぶち込んで進める研究、火山活動予知など、素粒子で「モノを見る」ための道具としての可能性が研究されている(原研=日本原子力研究開発機構、東京大学)。
(3)家庭用「ドライブレコーダー」
タクシーに積まれるようになってきたドライブレコーダー。家庭用として(ピー・エス・ディー)。外・中の両方を1画面に収めた映像をSDメモリー2GBに90分録画可能。事故記録も有効だが、車内映像で想い出づくりも!?
(4)「アイドリング」で新技術
アイドリングストップの再起動時間が早くなると、ストップしても従来との違和感が少なくて済む。再起動時間を半分にする技術を開発(マツダ)。
(5)セブンイレブンの屋根に太陽光パネル
太陽光発電で余剰電力が生まれれば、「グリーン電力証書」で販売することで収入がえられる(セブン&アイ・ホールディングス、ネクストエナジー)。
(6)特許庁の特許・知財の管理支援サイト、2008年9月10日スタート
申請した特許・知財の管理をサポートし、知財をもつ企業が自社の状況を分析できる(特許庁)。
(7)「日本も大学をスタンフォードやエールのように民営化を!」は、いまいきなりは絶対無理
米国は「寄付の文化」があるだけでなく、現時点できわめて巨大な運用資産があり、その利子だけで日本の一大学の年間予算をしのぐほど。他の外国も、米国の一部大学以外は状況が日本と実は同じ。同列でない競争状態で民営化だけ議論するのは、筋違い(東京大学大学院・伊藤元重氏)。
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