たび日記 2005/12/9 朝1
さあ、実験・実演を見せる日だ、準備万端…なんてきれいにはいかない。
同僚と私、ともに24時ホテル着・朝4時すぎ就寝だったのがたたり、
車で迎えに来てくれた会場の科学館職員の電話で、起こされる。
すでに朝8時20分。あーあ、コンチネンタルブレックファストを用意しているカフェ、雰囲気よさそうなのになあ。食べ損ねた。
パッキングはかろうじて行っていたため、荷物を部屋とbell captainの荷物室から出して、移動。
しかし、今回インドに来て、自分や同僚がこれまで身の回りで見てきたインド人から感じる雰囲気と、今回感じる雰囲気が少し違うような気がする。これは同僚と意見が一致している。
というのも、諸外国で見てきたインド人、途上国で使用人も抱えて仕事をしているインド人は特にそうなのだが、どうも私が見てきた方々はすこし高圧的であった。これは、イギリスが旧宗主国の国と少し縁のある同僚は特にそう感じていたらしい。
2人にとっての例外といえば、私が大学院生の頃に日本語のさまざまなサポートをしたことで知り合った教育工学の先生(現在Assoc. Prof., Massay University, New Zealand)くらい。
が、今回はどうも違う。いや、違う、というと失礼なのだが、今回身の回りで見るインド人を英語形容詞で表現すると、
polite, supportive, calm,
そして、clever というところか。
率直に言って、同僚と2人そろって、見直した。
でも、車で移動していると、やはり物乞いの子どもは来る。
そういう国。そういう国の科学教育のあり方や如何に。
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