GPSとダカールラリー
GPSといえば、現在行われているダカールラリーが、GPSと衛星携帯電話をつかっている。つかっている、というよりは、駆使している。
・競技主催団体による選手の位置把握と安全確保
・選手のリエゾン区間(実際にはレースをしない、人の住む地域等)での速度違反チェック
・選手自身の「地図」としての利用
が、そのGPSの「使い勝手」のルールを今年から変えたらしい。
選手が競技区間で主催者提供のGPSを使おうとすると、チェックポイントの半径3km以内だけじゃないと、自分の位置把握が出来ないらしい。つまり他の位置でGPSが使えない。
結局、GPSなんてなくて方位磁石と無線機だけで砂漠の中を移動していったころ、90年代あたりのテクノロジに戻してしまおうということなんだと思う。やる方はなかなか過酷だ。
で、EUROSPORTの映像を見ていて笑ったのが、2輪車部門のある選手が速度計近くに装備していた「GPS」と思われる機器が、SONY VAIO U1だったこと。
つまり、Windows上で動く「制約付きGPS」プログラムを書いて、入れておいたものを選手が使っているということか。
あと、SONY VAIO U1、すげー。
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