たび日記 2006/5/25
本業1日目。
今日はセネガルは祝日(キリスト昇天祭の日)。
こちらに来て知ったのだが、実は今月以降、ダカール市街地の大きな道路が工事を始めて、ものすごい道路渋滞を招いている。フランス=アフリカ首脳会議 (CONFERENCE DE SOCIETE D’HISTOIRE COLONIALE FRANÇAISE) を来年に控えたセネガル、それまでに道路を良くしたいのだとか。ほうぼうに立っている看板に載った絵によると、(たぶん)国内初の(盛り土ではない)アンダーパス方式の立体交差や、高架橋をそこかしこに作るらしい…。
どこからそんな資金を取ってきたんだろ。あと、できあがったあとから補修が…とか言い出して、よりたちの悪い援助をさせられるんじゃないかとか、いろいろ思う。
…とはいえ、いちばん困るのが大渋滞。大動脈だった海沿いの道をプッツリと止めて、その交通量を全部、市街のメディナ(市場)や一般住民の暮らす住宅街に迂回させてしまった。これが悲惨。
市街に住んでいる家族が子どもをちょっと郊外のインターナショナルスクールまで送り迎えするのに、せいぜい往復数十分だったのが往復で約4時間くらいかかってしまっているらしく。それじゃあ1日つぶれちゃうよ。逆に少し離れた住宅街から市街に入る人にとっても、通勤がより大変な問題になっているんだろう。
…とまあ、こういった話を聞いていると、某国の経済発展過程のこともちらちらと頭には浮かぶ。でもここまで経済的生産性を抑えてまで工事だけを優先するとかはなかったのでは(もしかしたら、あったのかな?)。
今日の歩数:4800歩
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