Berlitz Word Traveler
Air France KLMの機内誌3月号によると。
Boeing 777-300(の長距離便だけだろうなあ)のパーソナルテレビで、4月からBerlitz提供の Berlitz Word Traveler という「機内語学講座」をやるらしい。すげー。
Air France KLMの機内誌は、フランス語・英語の併記である。
が、提供予定の言語リストが示してあるのだが、フランス語の本文中には「イタリア語」「日本語」が示してあるのに、英語の本文中には示していないのだ。
これの意味するところは。
日本語はマイナーだから。
日本語は難しすぎるから。
日本語は意図的に無視したいから。
日本語はほんとうのBerlitz講座のためにとっときたいから。…
ちなみに一覧は次の通り。20以上も提供するという。
アラビア語、広東語、デンマーク語、オランダ語、英語、
フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヒンズー後、インドネシア語、
イタリア語、日本語、韓国語、マレー語、北京語、
ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、タガログ語、タミル語、
タイ語、トルコ語、ベトナム語。
オーディオ・映像を使ってインタラクティブレッスンが受けられるらしい。
機内誌に掲載のサンプル画面によると、
I speak ...
I wish to learn ...
と、母語と習いたい言語が選べるようになっている。
ということは、20以上の言語を、組み合わせで対訳を収録して提供するということだ。発音練習・テスト・ゲームまであるらしい。
ほんと、なぜ日本語は…。
ただの杞憂で、翻訳ミスであることを願うのだが。
たとえばBBC( http://www.bbc.co.uk/ )のサイトを見ると、20近くの各国語でニュースが読めたり聴けたりするのに、日本語は、ない。
ニーズがないのか。シーズもないのか。ポーズもとってもらえないのか…。悲観的になってしまう。
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Comments
ネットが快適につながるので確認してみたら、すでにJL・SQが導入しているらしい。すごい。
Posted by: mike | 2007.03.09 06:58