IEA - TIMSS 2007 結果公表(2報)
Finland と France が無い。知らなかった。
http://timss.bc.edu/TIMSS2007/PDF/T07_S_IR_Chapter2.pdf
(69ページ・Chap.2の 7/50 ページを参照)
TIMSS 2003 にも居ない。
おそらく、西ヨーロッパ・北米でいうと、
・非アングロサクソンのリーダーを自負する一部のヨーロッパの国(France 等)は、ポリシーとして参加していない。
・アングロサクソン(England, USA)は付き合ってる(ってゆっか、こういうのが好き)。
といったところか。
例えば理科(科学)8年生、では、
2003 では東アジアがベスト6中の1,2,3,4,6位をとっているし、
2007 では、ベスト5中の1,2,3,5位をとっている。
「科挙」の香りのする国が有利(っぽい)のがTIMSS、
「課題解決型」「記述式」で思索を競うと強い(っぽい)のがPISA、…。
私も以前ここで、
OECD-PISAにせよ、IEA-TIMSSにせよ、そもそも
「この手の方法で点数を付けて比較することに参加したいか」
について我が国では議論が無いとボヤいたが、
こういうのを見るにつけ、やっぱり、こういう議論が要ると思えてくる。
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Comments
文科省の学力考査の結果隠匿に某知事が噛み付いたわけけども、そもそも比較するために実施した結果を隠匿してどうするというのでしょうねぇ。バカですねぇとやられてますがはっきりいってアホですねぇ
Posted by: JA1AVH | 2008.12.20 07:51
とりあえず先方からは、
「個別を比較するのではなく、全国的な状況把握と対策立案のためにやっているのです」
という弁明(詭弁?)が、たぶん出てくるはずです。
あと、1エリアの方がおっしゃる「アホ」は、3エリアの「バカ」とほぼ同意
(お時間が有ればご参考まで: http://d.hatena.ne.jp/asin/4101441219 )
なので、きっと某氏もAVHさんとほぼ同じ感情を共有しておられるはずです。
Posted by: mike | 2008.12.24 03:15