アブダビの日揮社員さん交通事故を知って
「あ~あ、だからラマダン期間中の車での長距離移動は危ないから~」
と発想したが、このような論評はまだどこにも見かけない。
信徒の多い国で、特に昼間の車での移動が危険だとされ日本人の仕事仲間では注意喚起されていると聞く。
さらに"あの"日揮だから、ラマダンは当然「いつものこと」であろうし、この1ヶ月間には仕事をセーブするなどの措置をするなり、具体的に調整しないにしても考慮はしたり、きっとそうおこなっているに違いない。そんなことが想像つく中で起きた事故だから、お気の毒。
今年のラマダンは真夏の8月11日ごろからすでにスタート。信徒は日の出時刻から日の入り時刻までの間の飲食を避ける。
この約1ヶ月間は、運転手のような「駐在員をサポートするスタッフ」も、信徒であれば飲食を避ける。
今回は一部報道で「日本人スタッフが夕食を摂って、その後プラント建設現場に向かおうとしたところで起きた」と報じられている。信徒であれば、ラマダン初日(特に始まったばかりはキツイと聞く)の11日、19時ごろまで食事をしなかったあとの移動ということになる。
毎年のこととはいえ、このラマダンの時期は『辛抱』をともなう宗教行事である。だからどうしても午後から夜にかけては、つらい。運転手はついイライラしてしまう。科学的にも、個人差こそあれ体調に異変をきたすことが指摘できよう。
日揮側の運転手・衝突したトラックの運転手ともにパキスタン人だったようだ。トラック側が逮捕されているとのことだが、「早く家に帰って、食事を~」等と運転しながら気もそぞろ…とかだったのではないかと、勝手な想像がめぐる。
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