エジプトの仲介が無いイスラエル=パレスチナ対立
イスラエル=パレスチナ対立は、エジプトの仲介が無いなか、どうなっていくのだろうか。
47NEWS: イスラエル、ガザ侵攻準備進める 予備役の招集開始
http://www.47news.jp/CN/201211/CN2012111601001747.html
FRANCE 24: Israel readies ground troops as rockets target Tel Aviv
http://www.france24.com/en/20121115-israel-strikes-gaza-rocket-tel-aviv
イスラエル・パレスチナが、パレスチナへのエジプト首相の訪問の間だけ停戦することに合意したとも伝えられているが、根本的には対立が続いている。
たぶん「なんだかんだ言っても」という語彙が当てはまると思うのだが、エジプト・ムバラク政権が混乱の収拾を図って、双方の対立のとりあえずの緩和を、いつも果たしてきた。
しかし、現在のエジプト・モルシ政権は明確にパレスチナ寄りと言明している。いわば「立ち位置が変わった」。
だからこんどの対立は、すぐには収まらないかもしれない。
ただでさえ、対立はしていたものの決して攻撃には至らなかったシリアが情勢変化するなど、イスラエルをめぐる環境は穏やかではない。ヨルダンも巻き込んだ立て続けの変化が、このあと巻き起こるのかもしれない。
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