シリア・ゴラン高原国連平和部隊をシリア反政府勢力が拘束
本格的な戦闘を伴う対立が3年めにもなるシリア。どんどん話がややこしくなっていくなかの事件。
シリア・ゴラン高原に駐屯の国連平和部隊を、シリア反政府勢力が拘束。
Al Jazeera: Rebels detain UN observers on Syria border
http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2013/03/201336171046932274.html
New York Times: Syrian Rebels Seize 20 U.N. Soldiers in the Golan Heights
http://www.nytimes.com/2013/03/07/world/europe/syria-developments.html?_r=0
『ゴラン高原』という語は、けっこうきいたことがある日本人は多いのではないか。
イスラエル=シリア間の兵力引き離しを目的として自衛隊の小さな部隊が駐屯していた。いまやPKO業務の中でもスタートが古い方なので、当時(1996年~)は盛んにこの地名が伝えられた。
が、ことし1月にそれを終えている。内戦の激化が理由。かの「戦争放棄」憲法に照らして撤収していることになる。でも、他国はその後も駐屯していたなかでの事件ということになる。
日本の自衛隊が居た場合と居ない場合で、この国の報道機関のこの事件に関する扱いは、かなり違ってくることが予見される。様子をみてみたい。
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