スーダンで「ネット切断」があって
9月25~26日、スーダンでは、インターネット回線の完全切断(ブラックアウト)があった。
slate: Dictatorship 101: Don’t Shut Off the Internet for a Day
http://www.slate.com/blogs/the_world_/2013/09/26/sudan_shuts_down_internet_for_a_day_amid_deadly_fuel_riots_what_s_bashir.html
(通信量グラフ)
http://www.slate.com/content/dam/slate/blogs/the_world_/2013/renesys.png.CROP.promo-mediumlarge.png
この日に、政府(Al Bashir政権)に対する反政府運動の制圧を試みた政権側のものとみられる行動があって、死者も出た。その動向を外に出ることを止めようとした政権側の動き…だと思うが、もはやこの時代、実に意味のないこと。再開したら、現地で収録された録画されたビデオはどんどん出て行くから。
29日~30日には、同国で大規模な反政府運動が行われた。2011年の南スーダン分離独立以降では最大規模の反政府運動になりつつある。南スーダンが安定しているので、スーダン側が経済危機になってきている。これをオマン・アル・バシル氏率いる政権が市民の締め付けで制御しようとしているので、市民とかみ合わない状況に。
なお、アル・バシル氏は今から24年前に、同国の無血クーデターで政権に就いた。
スーダンはイスラム教国なので、「『アラブの春』が南へと広がるのか?」と題する記事も出ている。
NBCnews: Is the Arab Spring moving south? Violent anti-government protests hit Sudan
http://worldnews.nbcnews.com/_news/2013/10/01/20769020-is-the-arab-spring-moving-south-violent-anti-government-protests-hit-sudan
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