ガーナで中国人・インド人が「違法金採掘」逮捕
こういう「なにがなんだか…」な話は、アフリカでは枚挙にいとまない。が、現地人ではなく外国人が操業していたので、ニュースになったのだろう。
BBC News: Ghana arrests Chinese and Indian illegal gold miners
http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-24746490
ガーナで、金の採掘を違法(無許可)で行っていたのを現地警察が摘発したのだが、そこで働いていたのが中国人43人とインド人3人。でも、記事は「“掃討”により今年だけで中国人を4500人送還」、って、もう、なんというか…。
この採掘によって極度に乱されてしまう、現地の川の水質汚染。ここが、国内事情としては最もお気の毒。
しかし、こういう形で採掘した物を、外国(つまり中国)へと持ち出せてしまう(or持ち出せそうな感じな)のだから「(違法)採掘しようかな」と考えるわけである。そういうところの貿易管理・外国人出入国管理・その他行政などが、もはやわけが分からない。そのくらい無秩序なのだと推測できる。ここが一番の恐怖。
麻薬密輸と同じで、実行犯と同時に、背後に居る力を、攻め落とさないといけない。が、これだけ逮捕された操業者が多く、そして特定の国の者であることは、その“背後”がとてつもなく手強いことも意味する。
The comments to this entry are closed.
Comments