たび日記 2014/03/21
きょうで、出席している国際会議は終わり。
ホテルに戻った後、何気なく
「Jacksonville sports tickets」でGoogle先生にお訊ねした。で、実に驚いた。
今日、Pink Martiniが、Jacksonvilleの老舗劇場、Florida Theatreに来ている!
チケットを買いに現地に行き、一番安い方の席を1枚、と申し出たら。
無料。なにそれ。
「そのお金は、中で使って下さい」と。
みなりが、ちょっとあせた色のシャツにバックパック、疲れ気味なわりには「ホテルで偶然見つけたんです。嬉しい!」とか喋りながら現金を出そうとしていたからか。
入ってみたら、たしかに空いていた。700人くらいに見える劇場は、空きが3分の1ほど。強烈な割合で、老人率高し。
Pink Martiniはピアノのトーマスをリーダーに、トランペット、トロンボーン、コントラバス、パーカッション、別にジャズのドラム、そしてボーカルの構成。結構古いグループ。日本では2011年、由紀さおりさんとのコラボでCDを出し、由紀さおりさんの全米デビューをさせてしまったグループとして知られていると思う。
で、この日も、新しいグループと組んでいた。その名もTHE VON TRAPPS。あの「サウンドオブミュージック」の「トラップ一家」にゆかりのある女声3人・男声1人のグループだそうで、アカペラなどで聞かせていた。アンコールで(きっと彼らにとって「ウイーンフィル・ニューイヤーコンサートのザレツキー行進曲」並に定番なのであろう)「エーデルワイス」を歌った。
で、ふと思ったのが、Pink Martiniってもしかしたら、こうやって毎年のように新しいグループと組んで、自分たちはグループとしての変化をつけてお客さまに聞き続けてもらえるようにして、更に「つんく♂的プロデュース(いや、プロダクションはおろか国までいろいろ変えて出してくるところは秋元康的ともいうべきか)」でもやってるのかしら…なんて、思えてきた。
コンサートは実に変化に富み、面白かった。
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