モロ・イスラム解放戦線とフィリピン政府が和平協定締結
東ティモールの例を挙げるまでもなく、インドネシアやフィリピンは、独立以来「地方の産業力(資源中心)で国全体を支える」傾向があったことから、政府による地方の統治・自治のゆらぎがあり、政府にとって乗り越えなくてはならない課題だ。
モロ・イスラム解放戦線というタームは、1980年代までは報道でもかなり名前が出てきた武装集団。フィリピン政府との和平協定が締結された。1969年から、45年ほど掛かったことになる。
ABC News: Philippines and Muslim Rebel Group Sign Peace Deal
http://abcnews.go.com/International/wireStory/philippines-muslim-rebel-group-sign-peace-deal-23077896
BBC News: Philippines signs landmark deal to end Muslim uprising
http://www.bbc.com/news/world-asia-26766215
(一言でいうにはそんな簡単でないことかもしれないが、)フィリピン政府が多宗教を認知し尊重することができる態勢になるのに、時間が必要だったといえるのではないか。
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