話が重すぎでここに書くのが遅れていたが、ルワンダの内戦から20年、を扱うニュースが、4月上旬は海外信でさかんに流れていた。当時、国内の部族「フツ族(Hutus)」「ツチ族(Tutsis)」という語が盛んにニュースでも使われたのを覚えておられる方も多いのでは。
BBC: The Rwanda genocide explained in 90 seconds
http://www.bbc.com/news/world-africa-26887055
BBC: Rwanda genocide: UN ashamed, says Ban Ki-moon
http://www.bbc.com/news/world-africa-26917419
『およそ100日で少なくとも80万人』という、とてつもない規模の虐殺が起きたのが1994年。
4月はじめごろ流れていたのを聞いたラジオ・ドキュメンタリーでは、当時の様子についてのインタビューにおいても、「本当に突然」国じゅうが混乱に陥った、とそのありさまを語っていた。また、あまりに甚大だったため、今でもしこりが残っているといわざるを得ない面があることも伝えられていた。
現地4月7日のセレモニーでは、カガメ大統領(Paul Kagame)が民族の融和を強く訴えた。BBC Podcastの現地からのレポートでは、「式典は意外にも静かに行われた」と。歌に包まれるようなことが起きても不思議ではなかったということだろうか。
当時、自分は大学院生になったところ。報道等が伝える国際ニュースを強く意識し始めたころだった気がする。
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