2010.01.02

そうか、学研「学習」「科学」はこんなコスト要因が…

学研「学習」「科学」の休刊は報道されているところだが、「訪問販売事業をやめる」ために会計上特別損失が発生するらしく、それを平成22年9月期決算で計上する、という。

学研:当社子会社の特別損失の発生に関するお知らせ
http://www.gakken.co.jp/ir/pdf/20091203.pdf

StockStation:学研HDが軟調・今9月期に特損5.2億円計上
http://www.stockstation.jp/stocknews/23539

自分が小学生のときは学校の購買の売店で買っていたから、すっかり忘れていた。
『学研の、おばちゃん♪』
http://www.youtube.com/watch?v=cgEwtUNNafA
(4分59秒~/15秒CM)
ってことだ。


確かに「ふろく」などの教材開発費だけでなく、これは大きなコスト要因。単に雑誌の部数が減る(=雑誌の固定費が相対的に大きくなる)だけではないということだ。

しかし、全家研ポピーの教育モニターさんって、同じ構図じゃないのかな。

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2009.01.21

ロバータ・エドワーズ、ケン・コール著、日当陽子訳『オバマ YES WE CAN!』(岩崎書店)

ロバータ・エドワーズ、ケン・コール著、日当陽子訳『オバマ YES WE CAN!』(岩崎書店)
http://www.amazon.co.jp/dp/4265820220/
http://www.amazon.com/dp/0448452340/

児童書だというので、読んでみた。字体は思いっきり「伝記」。小学生に向けた本ということもあり、国の事情やオトナの常識に疎くてもわかるように気遣いされている。当然だがあまり報道されない、政治活動を始める以前の生い立ちが詳細に説明されていた。
「非WASPでJFKに続き2人目・黒人で初の米国大統領」として受け入れられる人物の「条件」が揃っているような、そんな気がした。

こういう児童書が即座に出て、みんなが手に取るというさまが、まずこの国の政治というものの扱われ方の違いを感じさせる。そして今回の注目の度合いを、翻訳が出版されるというこの事実が感じさせる。

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2006.06.09

Googleをかなり「冷静」に診ている

久しぶりの、一行書評シリーズ。

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する
文春新書

溢れるほどあるGoogle本は玉石混交な気がするが、少なくとも私には、この本は「冷静」な気がする。とはいってもその根拠は私が使ってみて感じることに近いからに過ぎないのだが。いま子どもたちが「検索エンジン操縦デバイス」になってしまってゆくのではないかと、根っからの恐怖心で私は危惧している。そんな私にとって、この本は情報教育業界で「メディアリテラシー」と呼ばれることにもつながる視座を与えてくれる気がして、学生にも勧めてみたいと思わせる本だ。

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2005.06.23

本棚.org

http://www.hondana.org/mike/
本棚に本を置いてあるように、どんな本を持っているか記録しておけるサイト。
ぼちぼち載せていきますね。

私、あほほど「積ん読」してますからねー。もし全部載せたらすごいことになるんだろうなあ…。

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2004.03.01

誰か?って、てゆーか、あんたやん(爆)>この副題を付けた編者

1行書評シリーズ

ドキュメント 知財攻防
―著作権ビジネスを支配するのは誰か?―
日本経済新聞社・編
(2003/08)
日本経済新聞社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532310709/qid%3D/250-4376634-2013066

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なぜ「現場力」が重要なのか概念的に理解したい人にはVery Good

1行書評シリーズ
(始めてみました)

現場力を鍛える ~「強い現場」をつくる7つの条件~
遠藤 功
(2004/02)
東洋経済新報社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492531718/ref=sr_aps_b_/250-4376634-2013066

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